kokoro-zの日記

心のうちを曝け出す。

ポジティブ心理学系の本、読破

読み終わりました。正直言って、ありきたりな内容で読後感はあまりよくない。かしこまって言われなくとも、みんななんとなくわかっていることを、延々と研究事例を出して述べているにすぎない。例えば、睡眠は心身の健康に良い、質の高い人間関係が幸福感を高める、瞑想はメンタルに良い、ステレオタイプ(固定概念)は想像以上に認知へ影響を与える、否応ない大きな挫折、トラウマは乗り越えることで強くなれる等…んなこたあ半世紀前の人間だれしもわかってるわ!! と怒りながら突っ込みたくなる人もいるかも。なにせその他は作家のキザな格言や、世界的に悲劇的かつ有名な事件を取り上げてばかりなのである。そんなドラマティックで極端な話ばかりされても、共感しにくいんだよ というのが正直なとこであった。とは言えど、最新の研究を惜しげもなく紹介してくれている点は評価に値する。シンプルに腹落ちできる部分が多々あっただけでも良書といえるのかもしれないな。しかし巻末の翻訳者後書きに、既に研究結果が覆されているもの、懐疑的な見方もあるということが付け加えられていた。たった5年以内にこうなるのだから、話半分に読んでいったほうが身のためだろう。著者も、一番大事なことは自分に合うかどうか実践して確かめることと書いてある。どうせならもっと実践しやすい形を提示してくれてもよかったのにとも思ったが。事例だけだし。ちなみに現在懐疑的にみられているものは「ステレオタイプ(固定概念)」についてである。前章、最もインパクトの強い部分だっただけに最後の最後に肩透かしをくらった気分であった。さて、次もう一冊ポジティブ心理学系を読んで何か実践していきしょう。今日もありがとう。

 

今日の感謝三つ

1.外で美味しい空気を吸って自然に触れあえた。

2.朝寝坊して8時半まで爆睡できた。

3.おいしいハンバーグを食べれた。ありがとう。